DRBFM

DRBFM(Design Review Based on Failure Mode)は、設計変更に伴うリスクを特定し、検討するための手法です。FMEAとの違いは「変更点」に関わる故障モードに特化していることです。「変更点とその目的」「変更によって考えられる故障モード」「変更による故障が与える影響」を抽出し、設計変更に伴う潜在的な問題を早期に特定します。この手法は、既存品の流用設計や後継機種の開発で用いられ、設計変更起因のトラブル削減に効果を発揮します。また、設計者だけでなく、製造、品質、現場の各部門が連携して議論を行うことで、より実践的な対策を講じることができます。

関連ワード